2021年版:世界最高の若手ランキングTOP50全リスト
文=マリオ・コルテガナ(レアル・マドリー番記者)
当初はフィジカルが懸念も…
東アジア出身の若き才能と契約する理由は、確かにピッチ外におけるメリットもあってのことだ。だが、ヨーロッパのクラブで頭角を現しているスーパースター候補もたくさんいる。
日本の期待の星、久保建英は間違いなくその筆頭。同国の次世代を担う逸材だ。そして2019年夏、レアル・マドリーはそんな逸材FWの争奪戦に何とか勝利した。
バルセロナへの帰還を期待されていた久保だが、最終的にレアル・マドリー行きを決断。だが今シーズンもローンに出された久保はビジャレアルを経て、現在はヘタフェに所属している。多くの結果を残すことはできていないが、それでもまだ、マドリーで名声を得られる選手に成長するものと信じる声は小さくない。
そして、マドリーが保有する日本のワンダーキッドは久保だけではない。
中井卓大がスペインリーグ王者のトップチームで活躍できる能力があると言われるようになったのは昨年あたりからだ。
10月に17歳の誕生日を迎えたばかりだが、このプレーメーカータイプのMFはすでにジネディーヌ・ジダンのトップチームに招集され、練習を共にしたこともある。クラブの練習場があるバルデベバスでは彼の才能に関して期待が高まっている。
中井は日本を担当するマドリーのスカウトに見出され、10歳でクラブに加入。当初から、ヨーロッパの巨人でインパクトを残せるだけの物を持っているのは明らかだった。
「トライアルとしてアレビンB(U-11)のチームでプレーしたが、技術的な能力に感銘を受けたんだ」
中井にとってマドリーで最初の監督となったホセ・マヌエル・ララは『Goal』にそう語った。
「アレビンA(U-12)に昇格したとき一緒に練習する機会があったが、特別な才能を持った少年を受け持ったと確信したんだ」
確かに中井はマドリーでやっていくだけの技術を持っていたが、適応するのに時間を必要とした。文化的に日本とあまり共通点のない国にやってきたというだけでなく、欧州で成功するためにはフィジカルを鍛えなければならないという試練に直面したのだ。同年代のチームで、中井はいつでも一番線の細い選手だった。ララも証言する。
「たくさんの進歩が見られたが、辛抱強く面倒を見る必要があることは分かっていた。とても小さい選手だったから、特段面倒を見てやる必要があったんだ」
体のサイズで相手と戦うのは難しいと分かったが、代わりに中井は他の特徴を発達させることができた。例えばポジショニングに関する戦術理解や、プレッシャーに晒されたときの判断の速さなどだ。
「彼の能力といえば、インテリジェンスと、フットボールへの理解度の高さだ。だから彼は多才なんだ」と『Goal』に語ったのは中井のエージェントである、『ICM Stellar Sports』のアルフォンソ・サパタだ。
「このすべての特徴は、彼が特別優れたテクニックを持っていることで発揮できるものだ。今やフィジカル面も成長したので、それが彼の助けになっている」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c1548397f1abb0582977ceff04d3b0f760ac367
4/1(木) 11:49配信
憧れの選手であるルカ・モドリッチやアンドレス・イニエスタを引き合いに、中井は典型的な10番の選手として長く考えられてきたが、このティーンエージャーは最近、もう少し低いポジションに身を置き、セントラルMFとしてのプレーも身につけている。
プレシーズン期間にはウインガーとしても起用された。この判断を下したのは、Bチームであるカスティージャで指揮を執るマドリーのレジェンド、ラウール・ゴンサレスだ。
中井はこの元スペイン代表によってカスティージャに呼ばれ、新シーズンを前にしたフレンドリーマッチでプレーする機会を得た。そして明らかに強い印象を残した。ラウールが中井の潜在能力を元チームメイトのジダンに報告したのは、10月の代表戦による休止期間のことだ。
中井がマルセロを絶句させた映像が拡散されて話題になってから数年が経ち、「ピピ」とも呼ばれる彼は初めてレアル・マドリーのシニアチームと練習することができた。
トップチームの選手が代表戦で多数不在の中、ジダンのチームで中井は一連のセッションを経験した。だがその後は、フベニールA(U-19)とBで成長を続けることに。デュエルの能力を向上させ、ディフェンス面での責任を学ぶことが目的だ。
マドリーの視点から重要な点は、このティーンエージャーと初めてのプロ契約を結ぶこと。中井と久保がそのうちファーストチームで共にフィールドに立つことも、もちろん夢見ることができるだろう。
タッパがあるのはそれだけで武器になるからフィジカルをガンガン鍛えていってくれ
これでサッカーも上手いともう手がつけられない
それと高身長だ
人気出ないわけないな
はやく見たいねー
楽しみすぎる
出来なくていいから早くトップチームで見たいな
冨安なんかもそう
将来期待してるけど同年代の代表にもっと呼んでみて日本の同年代と比べてどうなのか見てみたい
カスティージャまで行けば一度は呼ばれると思う
あと1〜2年後くらいだろうし、U20あれば見たいわ
技術的には問題ないしフィジカルあるから当たられても大丈夫。
トップ下もできる位の攻撃力もある
日本サッカー界にとってこれから大切なのは久保や中井レベルの若い才能を常に10人20人と排出すること
世界で通用するCBを育てるという第一目標は成就しつつあるから次のステップだね
また伸びて来たのかな、楽しみだな。
あと高体連だが青森山田の松木君はリヨンのU19チームに練習参加したが1日で上のチームに引き上げられ残りの期間は上のチームで練習してたとか
日本に戻って来てからサニックス杯やU18代表の試合では別格になりつつある